医療事務資格を取得するための試験は、民間試験でいろいろな名称がついています。医療クラーク資格や、医療事務資格、医療報酬請求士など多岐にわたります。しかしながら、すべて医療事務に関する資格名称です。通信教育や通学制スクールなどを受講した人の多くが受験することで取得できる資格となります。難易度はさほど高くありませんが、レセプト作成がきちんとできることが大前提となります。
通院教育で医療事務資格を取得するための講座を受講することが近道です。自宅にいながら受講ができるため、自分のペースで無理なく勉強を進めることができます。ただし、わからないことは自分で調べながら進めていく必要があります。
通学制のスクールは仲間と切磋琢磨できるほか、わからない部分は講師に説明を乞うことができるほか、丁寧にカリキュラムが進みます。ただし、交通費がかさんでしまうことや自分のペースで勉強がしにくいというデメリットがあります
医療事務資格のかなめは、レセプト作成業務になります。医療報酬請求の基礎を覚えるとともに、手書きでレセプトが作成できるように何度でも繰り返し勉強しましょう。今はオンラインで請求業務ができますが、基本は手書き作成となるので、覚えていて損はありません。
電子カルテが主流の病院では、医療報酬請求もオンライン化されています。少しでも時短で患者に対応するためには、医療クラークはタッチタイピングができることが前提となるでしょう。パソコン入力の勉強をしましょう。